来週からもう一段寒くなるようですね。
体調には十分注意して過ごしたいですね。
こんにちは!あざらしです。
本日のトピック
- 住宅ローンの長期金利はどうなる?
- 変動金利はどうなる?
- まとめ
今回も住宅ローン金利のお話です。
(あざらしは住宅を買う予定はないのですが、人生最大の買い物ですので、色々情報収集はしてしまいますよね。。。)
ご紹介したい記事は下記です。
こちらの記事では住宅ローンの固定金利と変動金利の予測金利を考察されています。
あざらしも勉強になりましたので、シェアいたします。
住宅ローンの長期金利はどうなる?
日銀がイールドカーブコントロール政策※をやめて長期金利が正常化した場合、日米の金利差から考察すると、日本の長期金利の水準は1.8-2.0%あたりがターゲットになるようです。
※日銀当座預金の政策金利残高に0.1%のマイナス金利を適用して短期金利を操作する一方、10年国債利回りがゼロ%程度で推移するよう長期国債を買い入れて長期金利を操作するもの
また、米国経済がリセッション入りを回避したなどの米国経済が好調を維持した場合は、米国の金利は高くなりますので、日本の長期金利は3.0-3.2%あたりと推定されています。
米国の経済推移により、幅はあるようですが、最も悪いケースで3.2%もの高金利になりますので、現在(2023年1月時点)の1.0%とは大きな差になりそうです。
↓金利が上がった場合のざっくりとしたシミュレーションは下記の記事をご確認ください。
長期金利も今後高くなりそうだね!
変動金利はどうなる?
さて、日本の8割以上の方が利用している変動金利はどうなるのでしょうか?
結論から言うと1.5-2.3%あたりがターゲットになってくるそうです。
変動金利の場合、お金を貸している銀行側のリスクは固定金利に比べて小さいので(なぜなら将来的に金利が上がったとしてもローン利用者に転嫁できるから)、固定金利よりは相対的に低くなります。
ただし、バブル期のように過度に景気が過熱した場合は、一時的に変動金利が上回る可能性はあります。
変動金利の場合は政策金利の影響を受けますから、この辺りは変動金利で契約されている方は、アンテナ感度を上げておいた方が良いかもしれません。
まとめ
毎回同じ結論で申し訳ないのですが、固定金利についても変動金利についても取りうる策は一緒です。
自身の身の丈に合ったローン借り入れをすることが重要で、変動金利などが仮に上がったとしても、手元の貯金で前倒し返済できたり、頭金を十分拠出でき返済の中での金利の影響を小さくするように備えておく必要があります。
その際、現在の収入だけではなく、お子さまの計画やその他の支出も踏まえて、長期でローン返済シミュレーションをしてみることが大事です。
たとえば、ペアローンを組む場合子育て時の収入減に耐えられるか?、不安定な職についている方は当面の生活費を確保できるか?などあらかじめリスクを考えておくことで、その事態が現実に起こった場合にもパニックにならなくて済みます。
お隣の韓国では、金利の上昇により不動産価格崩壊の兆候が出てきているようです。
韓国特有の制度も不動産価格崩壊の要因にはなっていますが、金利の上昇が引き金になったのは間違いないと思います。
ここ2,30年の日本は異常な低金利を継続しているので、感覚が鈍っていますが、金利はいずれ上がります。
今のうちに、予めできることは備えておきたいですね。
住宅ローンやこれからの収入、支出の全体像を今のうちに把握することが大事だね!
次回もよろしくお願いいたします!
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