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貯蓄率について

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こんにちは!あざらしです。
本日は「貯蓄率」についてお話しできれば思います!

本日のトピック
  • 貯蓄率について
貯蓄率について

「貯蓄率」という言葉はご存じでしょうか?
貯蓄率は資産形成やFIREを行う上で非常に重要な指標で、是非とも覚えていただきたい言葉です。
計算式としては、貯蓄率(%)=(1ー収入(手取り)÷支出)×100 となります。
式を見ていただければおわかりかと思いますが、手取り収入の中から支出を差し引いた残りの割合を表しています。
この単純な指標の優秀なところは、収入が多い人も少ない人も一様に考えられる点です。また、年次が経つにつれて収入が徐々に多くなっていく方もいらっしゃるかと思いますが、その場合も貯蓄率の指標は継続的に使用することができます。

貯蓄率は収入が高くとも支出が多ければ低いままとなります。例えば、①手取りが1000万円で支出が800万円の人と②手取りが500万円で支出が250万円の人であれば、貯蓄率は①20%、②50%となり、②の方が資産形成力があると考えられます。一つの目処として、②の方が10年間貯蓄率を維持すると、10年間分の生活費を貯蓄として確保できる計算となります(①の方は2.5年間分しか確保できていません)。例えば現在40歳で、60歳以降に生活を送る上で十分な年金収入が見込める方は、貯蓄率50%を維持できるのであれば50歳まで働けば貯金で暮らしていけるということですね(実際は50歳に仕事を辞めると年金が減額となりますし、インフレにより貨幣価値が落ちる可能性があったりするのであくまで目安ですが)。

さて、お気づきかとは思いますが、貯蓄率を上げるためには収入を増やすことも重要ですが、支出を減らすことに着目する必要があります。特に支出の中でも固定費を下げることで、継続的に支出を抑制し、貯蓄率を高めることが可能となります。
本ブログでも固定費削減方法について、ご紹介していければと思います。

貯蓄率について参考ですが、令和2年度は「13.1%」が国民平均だったようです。前年が3.7%、その前が1.4%でしたので、大幅に可処分所得(手取り)が増えて指標が改善したようです(コロナ禍での支出抑制の影響もあるかもしれません)。

国民経済計算・GDP統計(内閣府)
年次推計主要計数(分配(国民所得、家計貯蓄等)

次回は4%ルールについて記載させていただければと思います。

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